キッチンの選び方基礎知識

レイアウトから設備機器まで!!キッチンの賢い選び方!!

キッチンの賢い選択

 

 

ますます機能が充実してきたシステムキッチンは、選択肢が多くて選ぶのもひと苦労かもしれません。少ない予算や、狭いスペースでも、大満足のキッチンをつくるには、何か必要か、選び方をご紹介しています。

 

 

【いくつかの種類があるキッチン オープンキッチンが主流!!】
キッチンはLD(リビングダイニング)と密接な関係があるのでスムーズな動線計画が必要です。キッチンのスタイルには、LD(リビングダイニング)と一つの空間になったオープンキッチン、ダイニングとの境に間仕切りカウンターを設けたセミオープンキッチン、単独でつくる独立型の種類があります。レイアウトも、キッチンのスタイルや広さに適した配列を考えましょう。また、窓や勝手口の位置、収納スペースの配置も大切です。最近ではオープンキッチンが主流となっています。

 

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キッチンの種類

キッチンの種類について考えてみましょう。キッチンの種類には大きく分けてオープンタイプ、セミオープンタイプ、クローズドタイプの3つがあります。

オープンタイプ

オープンタイプのキッチンは、LDK(リビング・ダイニング・キッチン)など広いスペースに、壁を設けずにキッチンを配置するスタイルです。主に100万から200万円の予算で考えられます。オープンタイプのメリットとして、キッチンをリビングの一部として使いたい人におすすめです。キッチンをおしゃれな空間として活用でき、家族とのコミュニケーションが取りやすくなります。

メリット
  • キッチンをおしゃれに活用できる。
  • リビングとの一体感がある。
  • 家族とのコミュニケーションが取りやすい。
デメリット
  • 収納スペースが限られる。
  • キッチンの片付けが外部から見える。
  • キッチン本体の予算が高くなることがある。

 

セミオープンタイプ

セミオープンタイプのキッチンは、壁を一部設けてキッチンの高さを上げ、対面型に配置します。家族とのコミュニケーションを取りやすい一方、キッチンがリビングから見えにくく、ごちゃごちゃした様子が外部にあまり見えないため、整理整頓が少し楽です。コンセントの取り付けもしやすく、使い勝手が良いと言えます。

メリット
  • 家族とのコミュニケーションが取りやすい。
  • キッチンがリビングから見えにくい。
  • コンセントの取り付けがしやすい。
デメリット
  • キッチンの整理整頓が必要。
  • キッチンの予算はオープンタイプと同程度。

 

クローズドタイプ

クローズドタイプのキッチンは、独立型のキッチンスペースを設けます。料理に集中したい人や、家具を使いたい人に向いています。ただし、家族とのコミュニケーションが取りにくく、壁や扉の設置が必要なため、予算はオープンタイプと同程度か、それ以上になることがあります。

メリット
  • 料理や家具を集中して使える。
  • 収納スペースを多く確保できる。
  • 外部からの視線が気にならない。
デメリット
  • 家族とのコミュニケーションが取りにくい。
  • 壁や扉の設置が必要で、予算が高めになることがある。

 

キッチンの計画

キッチンを選ぶ際には、料理の導線や作業スペースをイメージすることが大切です。冷蔵庫からの取り出しや食材の準備、調理、盛り付け、片付けなど、一連の流れを考慮して、冷蔵庫、シンク、コンロ、ダイニングの位置関係を計画しましょう。効率的なキッチンづくりのポイントは、動線に沿った設計です。

  • 冷蔵庫、シンク、コンロ、ダイニングの位置関係を考え、動線を短くしましょう。
  • 料理の一連の流れに合わせて、キッチンの配置を決定しましょう。
  • 作業スペースや調理台の高さを調節できるか検討し、自分の身長に合わせることが重要です。

 

シンクとコンロの間の作業スペースが使いやすさのポイント!!

調理作業を効率的に行うには、シンクとコンロの周りに最低限必要な作業スペースをつくることです。I型キッチンで考えて見ましょう。コンパクトな間口のキッチンならワークトップを奥行きの広いものにしたり、出窓の設置でスペースの確保をしましょう。キャビネットに引き出せるサブテーブルのついたものを選ぶのも良いでしょう。

 

また、コンロと横の壁にゆとりがないと、大鍋を使ったときに熱が伝わり壁内の温度が上昇して危険です。最悪の場合は火災が発生する可能性もあります。コンロと横の壁には必ず間隔をあけましょう。

 

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キッチン各部の種類と選び方!!

シンク・水栓金具・食洗機

キッチンのシンクは、中華鍋がゆったり洗える、奥行きをたっぷりとったものが一般的です。シンクが小さくては非常に作業効率が悪くなります。シンク内部に洗剤置き場を設けたものや、シンクにまないたや水きりかごがセットできるものもあります。

 

水栓金具は、ヘッド部分が引き出せるハンドシャワータイプが人気で、食器洗いのほか、ジンク掃除にもとても便利です。水道水をおいしく、安心して飲むためには、浄水器は必須アイテムです。健康志向のかたには、アルカリイオン水や酸性水もつくれるタイプが最適です。浄水機能が水栓器具に内蔵されたタイプも非常に人気が高くなっています。

 

食洗機は、少し前は扉を手前に引き倒してあけるフロントオープン式が一般的でした。最近は、上から食器が出し入れできるトップオープン式や、引き出しタイプのプルスライト式が登場し、大幅に使いかってが向上しました。

 

 

コンロ・レンジフードファン

油などの落としにくい汚れがつき、掃除がやっかいなのが、コンロやレンジフードファンです。新製品には、フッ素加工などにより、汚れがつきにくく、落としやすい対策がとられています。また、掃除がしやすい形状にもなっています。

 

新しいタイプのガスコンロには、内炎式のバーナーが採用されたものがあります。これは、炎が内向きに上がるため、従来型より熱効率がかなりよく、調理時間が短縮で済みます。ガスの消費量も少なくて済むので経済的です。最近増えているのが、電気のIHクッキングヒーターです。鍋を直接あたためる電磁誘導加熱方式により、熱効率がよく、電気代はガスと同程度です。熱源が電気なので、安全性にすぐれ、トッププレートがフラットなので、掃除がラクにできる点も大きな特長です。老人や小さなお子様がいるご家庭にはとても人気があります。ただしIHクッキングヒーターは、使える鍋が限られるので、検討時には注意が必要です。

 

 

収 納

ほとんどのキッチンメーカーが提案しているのが、引き出しを組み込んだフロアキャビネットです。奥に入れたものが探しやすく、出し入れがしやすいなど、使いやすさは抜群です。しかし、開き戸タイプにくらべ価格は高価となっています。しかし、キッチンは毎日使い、長期にわたって使用するものなので、多少高くてもとり入れる価値は十分ある考える方が多く、とても人気となっています。

 

また、高い位置のつり戸棚は手が届きにくく、日常使うものの収納には不便なのも事実です。新開発のつり戸棚には、扉の中の収納棚部分だけを下におろせるものがあり、出し入れしやすい工夫がなされていますが非常に高価です。このほか、扉をあけたままでも、作業のじゃまにならないスライド式やプルアップ式の扉がついたつり戸棚も機能的なアイテムです。

 

 

キッチン検討時のチェックポイント!!

●ワークトップの長さは、I型なら間口255cmが標準的。高さは、身長×0.5+5が目安

 

●オープンキッチンは、レンジフードファンを高捕集タイプにするとにおいや汚れの拡散が防げる

 

●壁をタイルにするなら、油汚れが染み込みにくい目地にするとよい。汚れが落としやすいキッチン用のバックパネルもある

 

●同じシリーズで、サイズや仕様が全く同じものでも、扉のグレードにより価格が大幅に違う。

 

●家電製品やゴミ箱の置き場所も考えて、レイアウトを決める

 

 

キッチンの家事動線

 

注文住宅をお考えの方にキッチンにおける動線の考え方をご紹介します!

 

ホーム暮らしのコラム注文住宅をお考えの方にキッチンにおける動線の考え方をご紹介します!注文住宅をお考えの方で、キッチンの間取りの考え方が分からないという方はいらっしゃいませんか。キッチンの間取りを考える際に大切なことは、動線を意識することです。しかし、どんな動線を確保すればいいのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、キッチンにおける動線の考え方をご紹介します。

 

家事動線の考え方

キッチンの動線を考える際は、家事動線を意識すると良いでしょう。家事動線とは、名前の通り、家事をする際に移動する経路のことです。料理や洗濯、掃除などの家事は毎日することが多く、注文住宅を購入する際はできるだけ家事の負担を軽減できるような設計が重要になります。そのためには、無駄のない家事動線を考える必要があり、キッチンや洗面室、ベランダなどの家事を行うスペースをなるべく近い場所に設置することがポイントです。

 

例として、キッチンや洗面所、ベランダなどが1つのフロアに密集していると、移動にかかる時間を抑えられますし、回遊動線のように一回りで家事の全てを行える作りになっているとより作業効率がアップするでしょう。家事に使う時間を減らせれば、子育てや自分のために使える時間も増えるので、キッチンの間取りを考える際は、ぜひ家事動線を考えてみてください。

 

動線で意識すべきポイント

基本的にキッチンの動線は短めにしておくことが重要になります。動線が長すぎると、作業しにくいキッチンになってしまい、不便に感じる場合がよくあります。キッチンにはたくさんの形があり、その形によって動線も変わってきます。例えば、I型のキッチンであれば、動線が横一直線になるため動線が長くなりやすく、移動距離が増えるでしょう。

 

このように、動線を意識することで自分たちに合ったキッチンを選択できるでしょう。また、キッチンでは家事動線も大切ですが、生活動線も忘れてはいけません。キッチンを使用するのは、主婦の方だけではありません。子供が急に料理したいと言い出す可能性もありますし、複数人で料理する場合も考えられます。

 

この時、主婦の方に合わせてキッチンの間取りを考えていれば、複数人でキッチンを利用すると通路が狭くて、料理しにくいという問題が発生する場合もあります。キッチンの間取りを考える際は、家族全体の生活動線を考慮したうえで決めるのが良いでしょう。

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