照明器具の選び方と配置の方法!!【照明計画も忘れずに】
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照明は、ムードづくりの名わき役です。照明でお部屋のイメージががらりと変わるものです。さわやかな陽光が広がる昼間とは違った、明かりが生み出す微妙な陰影は魅力的です。ここで、効果的な照明選びと照明計画をご紹介しています。
白熱灯と蛍光灯の使い分けが重要!!
照明器具の光源には大きく分けて白熱灯と蛍光灯があります。白熱灯は、暖色系の光色で、明暗のコントラストをつくる特性がありますが、電気代が高い、発熱量が多くて部屋が暑くなるという欠点もあります。白熱灯には、一般電球のほか、シャンデリア電球やクリプトン電球などさまざまな種類があります。特殊な電球は、近くの電器店で売られていないものもあるため、主照明になる器具は避けるか、予備の電球をストックしておくと良いでしょう。
蛍光灯は、部屋をすみずみまで明るく照らしてくれるのが大きなメリットです。電気代が白熱灯より安くてすみ、ランプの発熱量が少ないという特徴もあります。人気の電球色の蛍光灯は、白熱灯のあたたかな色合いと蛍光灯の経済性を兼ね備えたものです。ただし、白熱灯と違って自由に調光はできず、部屋に陰影をつくり出すことはできません。これは大きなデメリットです。
照明器具は適切なワット数の確認を忘れずに!!
一畳あたり白熱灯は30~40w、蛍光灯は10~15wが目安と言われています。白熱灯と蛍光灯は、それぞれ特徴があるので、均一な明るさや経済性を重視したい子供部屋やキッチンなどは蛍光灯、雰囲気を大切にしたいLDや寝室などは白熱灯の器具が最適でしょう。また、白熱灯の照明器具でも、電球型の蛍光灯がつけられる機種もあるので検討してみてはいかがでしょうか。
照明器具選びでは、どなたも、「この部屋には、どのくらいのワット数があればいいの?」と迷う方が多いようです。一般的に、白熱灯なら1畳あたり30~40W、蛍光灯なら10~15Wが目安ト言われています。しかし、電球が露出した器具にくらべ、シェードですっぽりカバーされたものは、当然暗くなります。さらには、色や素材により光の反射率が異なるため、同じ照明器具でも、白っぽい壁紙の部屋では明るく、濃い色の壁紙では暗く見えます。内装がシックなダーク調で、光を吸収する素材の場合は、ワット数の出来れば大きいものがいいでしょう。
照明器具は5年、10年と長く使うものだけに、掃除のしやすさや家族の年齢の変化にも配慮して選びたいものです。年齢を重ねるにつれて、より明るくする必要がありますが、まぶしさには敏感になります。高齢者の部屋には、明るめでソフトな光が広がるタイプを選ぶようにしましょう。
リビングは複数の照明器具で、間接照明も取り入れて!!
リビングは、照明を効果的に使ってムードを高めることもおすすめです。それには、シーリングライトなどの主照明に、複数の補助照明をプラスすることです。ソフアのわきにスタンドを置き、壁の絵にスポットライトを当てるなどの工夫が必要です。それぞれの照明器具は、高さに変化をつけ、適当に分散して置くこともポイントです。部屋全体が明るすぎては、スタンドなどの光の帯がきわ立ちません。主照明に調光器をつけると、明るさの調節ができて便利です。出来れば間接照明を取り入れましょう。お部屋の雰囲気がぐっと印象的になります。
ペンダント照明はテーブル面より60~80cmの高さに
最近ではダイニングテーブルの上に、ペンダント照明を採用する方が多いようです。ペンダント照明は、料理がおいしく見える白熱灯か電球色の蛍光灯がベストです。4人がけのテーブルなら直径50mくらいまで。大きなテーブルは、小さなペンダントを2~3灯つるすのもおしゃれです。小さな子供がいるなら、シェードは布製などぶつかっても危なくないものに。ペンダントは、テーブル面から60~80mの高さが基準と言われています。ペンダント照明はその高さが非常に難しい照明器具です。ちなみにリビングのシャンデリアは、床から器具の下端まで最低2mはとりたいので、器具の高さを確認して購入しましょう。
寝室の照明はベッドの中からオン・オフできると便利!!
寝室の天井灯は、ベッドに入った状態で直接光源が目に入らないことが重要です。さらには、ベッドの中から点灯・消灯ができるように、スイッチを枕元の璧にもつけるか、リモコンで操作できる器具を選ぶと便利です。スタンドは、それぞれの枕元に置くのが理想的で、壁づけの読書灯を設置するのも一案。子供部屋には、インバータタイプの蛍光灯が最適でしょう。蛍光灯特有のちらつきやシーツという不快音を解消し、省エネ性にもすぐれています。