ウィンドートリートメントでお部屋の雰囲気は変わる!!
それぞれの窓の形にぴつたりのスタイル見つけること!!
カーテンの開閉方式には3タイプあります。左右に開閉するタイプには、両開きと片開きがあり、掃き出し窓や腰窓など、どんな窓にも調和します。間口の広い窓には両します。間口の広い窓には両開き、細長い窓には片開きが良いでしょう。上下に昇降する窓には、横型のベネシヤンブラインド、ロールスクリーンなどがあります。ベネシヤンブラインドは、スラットの角度調節により、日ざしや外からの視線をコントロールできてとても便利です。また、カフェカーテンのように開閉しない固定タイプは、主に装飾的に用いられますが、外からの視線をカットしたり、外に見たくないものがある場合の目隠しにもなるので便利です。
カーテンやブラインドなどの選び方ひとつで、インテリアの雰囲気が大きく変わってきます。新居の窓辺をおしゃれに装う楽しみがあります。
カーテンレールは窓より長めがベスト!!
明るい光がたっぷりさし込む家は、みんなのあこがれです。明るく開放的な住宅を誰しもが望むものです。カーテンレールの長さを窓の間口に合わせてしまうと、カーテンを端に寄せたときにできるたまり部分で、窓が隠れてしまいます。窓の開口面積をそのまま生かすには、カーテンレールの長さを窓の間口より左右に10~15m長くするのがポイントです。カーテンの仕上がり幅は、カーテンレールの長さにゆるみ分として3~5%ほど加えたほうがいいでしょう。
ドレープカーテンのマイナスした寸法が良いでしょう。レースカーテンは、ドレープより1~2cm短いのが良いでしょう。腰窓で、床までの丈にしない場合は、窓の下枠から15~20m下がった長さが標準的です。ただし、腰窓の下にローボートなどを置く場合は、カーテンが家具にかからないように気をつけてください。
フックの使い分けで窓周りの印象が変わる!!
カーテンのつり元の仕立て方は、カーテンレールを隠すタイプと見せるタイプがあり、使うフックも異なります。装飾レールや天井づけのレールの場合は、Aタイプのフック。レールを隠す正面づけでは、Bタイプのフックを使って仕立てます。数m程度、丈の調節ができるアジャスタフックもとても重宝です。
ブラインドやスクリーンの2つのとりつけ方法
ブラインドやロールスクリーンなどは、窓枠の内側にとりつける方法と、外側にとりつける方法があります。家具がじゃまになって開閉できなくなったり、操作ポールが短すぎて手が届かないというミスを防ぐため、オーダー時には、操作側(左か右か)と、とりつけ高さ(床までの高さ)を指定することが重要です。
ロールスクリーンはとりつけ方に注意が必要!!
ロールスクリーンを窓枠の内側にとりっけると、構造上、窓枠とスクリーンのすき間が、左右1.~2㎝ほど隙間が空いてしまいます。すき間の真正面の位置からでは、部屋の様子をのぞかれる心配もあります。外からの視線が気になる窓には、ロールスクリーンは、正面づけにするのがベストです。ブラインドやローマンシェードは、窓枠の内側にとりつけても、すき間は左右5cm程度なので、外からほとんど見えることはありません。ペネシヤンブラインドは、下からの視線をカットするにはスラットの凸面を部屋向きに、上からの視線には凸面を外向きに調節しましょう。
カーテンにブラインドをプラスして視線をカット!!
道路沿いや隣家の視線が気になる窓、人通りがある面に面している窓は、人目を遮る工夫が必要です。腰窓の場合は、カフェカーテンで気になる部分だけを覆うのが良いでしょう。ドレープカーテン簡単ですが、、外が暗くなる夕方からは、薄手の布地では中が透けて見えるので注意が必要です。掃き出し窓など大きな窓では、カーテンのダブル掛けにしましょう。さらにベネシヤンブラインドをプラスするといいでしょう。スラットの角度調節で、昼間は日ざしをとり入れながら視線をカットする工夫も必要です。暗くなったらブラインドを閉じてカーテンを閉めれば、部屋の明かりによるシルエット映りも防げます。
とりつける位置によって天井高の見え方に違いが出る!!
同じサイズの窓でも、カーテンのとりつけ方によって、窓の大きさや天井高の印象が違ってきます。腰窓のカーテンは、窓の部分だけをおおうようにつるすのが一般的。しかし、天井から床までにすると、縦方向の広がりが生まれ、天井がより高く見えます。また、壁面全体をおおうようにつけると、壁全体に窓があるかのように見えます。天井があまり高くない部屋では、カーテンは天井から床までつるすほうが広く感じます。ただし、カーテンの色が暗すぎると、重い印象になるので、明るく、鮮やかすぎない色を選ぶことがポイントです。
設計・プランニング段階ではココをチェック!!
●装飾レールをつけるなら下地補強を!!
金属製や木製などの装飾レールは本体だけでも重量があり、力-テンの重さが加わるとかなりの重量になります。力-テンレールをとりつける下地がしつかりしていないと、落下の危険性があります。装飾レールをつけるときは、あらかじめどこにつけるかをハウスメーカーや工務店などと相談して、必要ならば下地を補強をすると安心です。
●カーテンボックスは少し奥行きを!!
造りつけのカーテンボックスには、天井に埋め込む方法と壁づけにする方法があります。天井近くまである窓は、埋め込み式にするとすっきりします。壁づけ式は力-テンボックスが壁面より飛び出すため、幕板を壁と同じクロース仕上げにしたり、クロースと同色の塗装仕上げにすると、壁と一体感が生まれ雰囲気が良くなります。壁づけ式は、力-テンボックスに間接照明の機能をもたせることもできます。この場合は、1枚の幕板を上下2段に分け、上部に蛍光灯を、下部にカーテンレールをとりつけます。
一般的に力-テンボックスの深さは、12~15㎝程度、奥行きは、カーテンレールが1本の場合は12㎝、2本の場合は15㎝程度必要です。力-テンはひだの厚みがあるので、奥行きが浅いとボックスにぶつかって、開閉しにくくなるためです。気を付けましょう。