阪神大震災で「木造在来工法」が倒壊した理由!!

木造在来工法の「基礎」「屋根」にも問題があった!!

阪神大震災の住宅倒壊被害

阪神大震災では、多くの木造在来工法の住宅が倒壊して多くの死者が出ました。しかし、その時、大手ハウスメーカーの鉄骨住宅のほとんどは、その揺れに耐えて家族を、命を守ったのです!!

 

 

阪神大震災で多くの木造在来工法の住宅が倒壊した原因は阪神大震災で亡くなった人は「木造在来工法」の家に住んでいた!!でふれたように、構造的な要因が大きいことは間違いないでしょう。さらに「基礎」「屋根」にも、その要因はあるのです。

 

 

基礎の通気口が住宅倒壊を招いた!!【阪神大震災】

基礎が頑強につくられていること、土台と強く接合されていることは、文字どおり建物全体の強度の基礎であり、土台となるものです。しかし、地震の大きな揺れによって基礎が破損されてしまう危険性を日本の木造在来工法住宅は潜在的にあったのです。

 

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その原因の一つは、通気孔の存在です。床下の換気や湿気防止のため、日本家屋の基礎コンクリート部分には、のぞき窓のような通気孔がいくつか設けてあります。これは、躯体のほぞ穴と同じ理由で基礎の強度を損ねてしまうのです。実際、通気孔の四隅部分から基礎にひび割れが入っていた倒壊家屋が多かったのです。通気孔という「穴」(開口部)が基礎の強度を損ね、基礎の破壊や土台との分離をよんで建物の全半壊につながったというケースが非常に多かったのです。さらに基礎のコンクリートに粗悪な骨材が使われていたり、土台の芯となるアンカーボルトがきちんと入っていなかったりした欠陥建築の例もたくさんあったのです。こうした基礎部分の脆弱さも家屋倒壊の要因の一つとして数えられるのです。建物の壁に大きく開けられた穴、つまり窓も通気孔と同じ原理で耐震性を弱める事は素人でもわかるでしょう。「家のつくりようは夏をむねとすべし」という徒然草以来、高温多湿の風土にあわせて窓や開口部を大きくとることは、日本家屋や住まい方の常識ですが、その常識が裏目に出たといえるのです。

 

木造在来工法と言うと、日本の伝統工法、あるいは伝統工法を正統的に継承した確立された建設方法のように考えている人が少なくないでしょう。しかし、もともとは戦後の物資不足の時代、急増する住宅需要にあわせて、十分な木材や建材を用意できないまま、間に合わせの粗悪で乏しい材料でつくった、いわゆるバラック材工法にその源があるのです。急造の工法のため、伝統工法の手法だけをなぞりながらも、その技術をきちんと受け継ぐことが少なく、そのため脆弱な建物が極めて多く、手抜きや欠陥工事も非常にたくさん行われたのです。その延長線上にいまの在来工法はあるのです。あたかも伝統的工法であるかのように錯覚していますが、似て非なるものなのです。木造在来工法に使われる布基礎もその類いにあたります。古来の木造建造物で、布基礎は存在しなかったのです。

 

もちろん木造在来木造工法でも、高水準の技術を用い、きちんとつくられたものは耐震性に問題はないでしょう。しかし、ある住宅研究所が兵庫県内の木造在来工法の木造住宅を調査したところ、合格の判を押せるのは1〜2割程度しかなかったというのです。震災後の建築でさえ、補強金具が使われていなかったり、土台と柱がずれていたり、基礎や床の強度が弱かったりなどの欠陥建築が多かったのです。そうした構造的、体質的な在来工法の欠点が、阪神大震災の犠牲者を増やしたのです。

 

 

重たい屋根構造が倒壊を招いた!!【阪神大震災】

建物の重量も倒壊の一要因となったと言えるでしょう。特に屋根が重いことは建物のバランスを悪くします。

 

地震が少ないと考えられていた関西地方では、主に台風対策として屋根瓦の下に土を敷くことが多いのです。土居ぶきで瓦を安定させ、風で飛ばないようにするためです。ところが、このため建物上部が重くなって屋根の荷重がふえ、建物の重量バランスを頭でっかちにしたのが、倒壊の一因となったのです。倒壊した住宅を見たかぎりでは、ペシヤンコに崩れた建物が土をかぶっているケースが非常に多かったのです。これは屋根の土や壁土であり、この粉塵のため窒息死した人も少なくないはずです。関東地方の住宅では関東大震災の教訓から屋根を重くするようなことはしません。関西地方特有の屋根重の構造が倒壊につながったわけです。

 

さらに、防火対策のために外壁にモルタルを塗ることが義務づけられていますが、倒壊によってモルタルが簡単にはがれてしまい、防火機能を果たすことができなかったと考えることができます。このため火災があっというまに広がり、二次災害を非常に大規模なものとしたと推測されます。こうした事実は、わが国の建築基準が複合対策を前提にしていないことを表しています。つまり防風、防火、地震などそれぞれの被害対策が別個に行われ、総合対策としてリンクしていないので酢。そのため防風対策として屋根を重くしたことが、かえって建物の耐震性を損ねて倒壊につながったといった矛盾も生んだといえるでしょう。Aの対策がBにはマイナスに慟くのでは、地震と火災がほぼ同時に起こるような複合災害には役立たないといえるでしょう。これも「縱割行政」の弊害なのです。わが国の建築行政の誤りも被害拡大に一役買っていたといわざるをえないのです。

 

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木造在来方法の弱さ、耐震性の低さがお分かりしただけたでしょうか? 阪神大震災では、多くの方が木造在来方法の住宅の下敷きになって死亡したのです。ですから、このサイトでは耐震性の優れた「鉄骨住宅」をお勧めしています。住宅は大切な家族の命を守るものです。頑丈で耐震性の高い「鉄骨住宅」を検討してみませんか?

 

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地震の揺れに負けない壁と床が必要!!

柱と柱の間に筋かいを入れ、「壁」を強固にする必要があります。家・建物には、「重心」と「剛心」という2つの中心があります。重心は建物の重さの中心、剛心は強い壁(耐力壁)などに支えられた、建物の固さの中心です。地震の揺れや台風などの強風にさらされると、建物は剛心を拠点に、外力に耐えようとします。この際、耐力壁の配置が偏っていて剛心と重心の位置が大きくズレていると、外力がねじれて伝わり、場合によっては建物の倒壊などの大きな被害を招いてしまうのです。

 

バランスのとれた壁の配置は、建物の耐久性を高める上で、重要なポイントになります。1階と2階で、柱や壁の位置を適切にそろえることも必要です。また、大きな窓や、間仕切りのないダイナミックな大空間は心地よいものですが、そのために建物が脆弱になってしまっては本末転倒です。専門家にきちんと構造計算をしてもらいましょう。ツーバイフォーエ法では、特に窓の大きさには制限があるので注意が必要です。

 

 

柱と柱の間に筋かいを入れ、「壁」を強固に

木造軸組工法や鉄骨造では、柱が建物を支えていますが、実は柱単独では大きな力に耐えられません。柱と柱、梁、土台を一体化して丈夫な「耐力壁」をつくるのに大切なのが「筋かい」鉄骨造ではブレース)と呼ばれるものです。筋かいは斜めに1本入れたり、X状のたすき掛けに入れたり、その構造はケースバイケースです。それは筋かいの太さや、どこにどれだけ入れるかによって変わってきます。いずれにしても、認可を受けた金物で、四隅をきっちり留めつけることが重要です。

 

また、筋かいの代わりに、壁全面にパネル(構造用合板)を張って補強する特殊な方法もあります。同時に、水平の力を負担する床の強度にも配慮しましよう。1階と2階の床に、厚さ12〜26mm程度の構造用合板を隙間なく張って、床の剛性を高める施工例が増えています。屋根面の剛性も、垂木に厚手の構造用合板を打ちつけることで、強化することができます。


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